AHF @ L’ASTRAL | Concert review by Montreal Rocks

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掲載:Montreal Rocks

原文はこちらから

Alex Henry Fosterは2019年11月30日、L’Astralでソールドアウト・コンサートをした。

私はClub Sodaの出入口で手渡されたAlex Henry Fosterのパンフレットを見ながら、「この人は一体誰なんだろう?」と思った。

その日の昼間、私はBishop Briggsと素晴らしい会話をして、夜は彼女のショーを見に来ていた。

実は今年の夏から、私はAHFのパンフレットを6枚かから7枚ほど、受け取っていた。毎回、MTelusでライブを見るたびに…Jazz Festival Verdunの出入口に…Alexのミステリアスな写真が貼ってあったのだ。彼のストリートチームは働き者だな!

好奇心が湧いた私は、YouTubeで検索して、彼を見つけた。

私は彼に連絡を取り、2019年11月30日、L’Astralでのソールドアウト・コンサートの前にインタビューのアポイントメントを取った。

私はインタビューが45分以上も続くとは思っていなかったし、こんなにも深い話ができるとも期待していなかった。

Alex Henry Fosterとのオリジナル・インタビューをぜひ読んでもらいたい。

フランス語はこちら、そして日本語でも!

これをコンサートレビューと呼ぶのは正しくないかもしれない…2時間半のパフォーマンスだ。この経験を振り返りながら、頭に浮かぶのは、激しくて、引き込まれるような、パワフルな瞬間だったということ。

Alexは9万人のファンの前で演奏しても、何も感じられなくなっていたために、Your Favorite Enemiesをしばらく休むことにした。今回、ソールドアウト・コンサートの観客を前に、Alexは何か崇高なもの、ファンとの親密さを感じていたことが、フロアからも察することができた。

こうしてAlexはソロパフォーマンスをした。Your Favorite Enemiesのフルメンバーたち、そして他のミュージシャンたちに支えながら。9人の才能あふれるミュージシャンたちが、Alexに導かれながらステージをシェアしていた。

あれはコンサートという枠を超えたものだった。あれは、父親の死によって心を閉じてしまった男の物語だった。彼はタンジェへ行き、人生の欠片を拾い上げ、徐々に全てを寄せ集め始めた。彼が以前と全く同じようになることはないだろう。けれど、彼はアーティストとして復活を経験した。

ストリートチームは、Alexの後ろにあるサポートのほんの一部だ。そこにはバンド仲間たちの愛と尊敬もある。この物語は音楽を通して伝えられるべきだと信じ、彼を完全にバックアップしている。

どの曲も、人生のパズルのピースを一つ一つ繋ぎ合わせようと葛藤するAlexの心が垣間見えた。

そこには典型的な3、4分のポップソングなんぞなかった。楽曲の長さの平均を数学的に言うならば、1曲13.5分だ。しかし、実際には20分を越える曲も少なくない。

結束したミュージシャンのグループが、素晴らしい照明のショーにバックアップされながら、一音ごとに物語を語っていた。

私は彼の楽曲の全てと馴染みがあったわけではなく、単に曲名が出てこない楽曲が多いのだが、それを踏まえた上でハイライトを言うならば「Winter’s Coming In」と「The Hunter」だ。

2時間半のセットはあっという間に過ぎ、現実に引き戻された。会場が明るくなり、ファン同士がお互いに会話をしていた。

メインエリアからセキュリティによって追い出されると、Alex Henry Fosterとバンドメンバーたちはロビーへ移動した。Alexはロビーにいた人たち一人一人とハグをし、感情的にも疲れ切っていただろうに、魔法のようなエネルギーに溢れていた。

そのエネルギーは、ダイバーシティに富んだファンとのコネクションから生まれるものだ。

私も彼とハグをして、最終のメトロに乗るために、夜の暗闇へと入っていった。

メトロ内で座りながら、その日一日を振り返り、Alexと交わした会話での繋がりに感謝せずにはいられなかった。彼の親密な物語を献身的なファンたちと一緒に経験できたことに感謝した。彼の驚くべき旅路を私たちと分かち合ってくれた、彼の勇気に感謝した。

この旅路が彼をこれから、どこへ導くのか、私はとても楽しみにしている。

RANDAL WARK
2019年11月30日

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