悲壮感との長きに渡る闘いに負けてしまった友人の訃報を受けて、また、たくさんの人からハンドメイド・マスクを作ってくれないかという要望を受けて（この悲しい出来事をブランドしたり、ファッション・ステートメントにするのが嫌だったから、最初はあまり気が進まなかったんだけど）、僕は“ALIVE.”コレクションを作ることにした。
全ての利益はモントリオールの自殺防止センターである“Suicide Action”に送られる。僕の友人の思い出に敬意を払うためだけでなく、自分たちや誰かの人生に、愛と思いやりは大きな違いをもたらすことができると、信じることの重要性を今一度、思い出すために。ほんの小さな光でも、暗闇に打ち勝つことができるんだ…
もしも話がしたければ、もしも、絶望を感じていたり、道を見失っていたり、または絶望や鬱と闘っているなら、どうか遠慮しないで手を伸ばして。友人でも、赤の他人でも良い。それがどんな理由であれ、暗闇を一人で歩く必要なんてどこにもないから…信じて…僕は知ってる！