[Jano Lapin] 聴くべきアルバム5選!2018年11月
掲載:JANO LAPIN
原文はこちらから
私たちは全ての新作リリースをチェックしました!そして、2018年11月にリリースされた中で絶対に聴くべきアルバム5枚をご紹介します。
Alex Henry Foster – 『Windows in the Sky』(サイケ/アートロック)
予想外。アレックス・ヘンリー・フォスター初のソロアルバム『Windows in the Sky』について、どの記事を読んでもこの言葉が登場する。アルバムがリリースされてから、ケベックでのセールスはトップをキープし、カナダ全国でも第3位を記録した。最初のビデオ「Summertime Departures」は、palmaresADISQによると今でもケベックで最も再生された動画であると言う。何の前宣伝もなくリリースされたアルバムにしては偉業達成だ!
引き付けられる。. 僕はこの言葉を使うだろう。このアルバムは描写しにくいが、人を魅了する見えない力を持っている。そして何度も何度もアルバムを再生したくなるのだ。とても内省的で、フォスターの朗読によって、まるで映画を見ているような感覚になる。「From The Pain that Bonds (The Beginning is the End)」の最初の歌詞“I just don’t know how it feels anymore”(もう、どう感じたら良いのか分からないんだ)から「The Love that Moves (The End is Beginning)」の最後の歌詞“I will conquer darkness and make it shine”(闇を克服し輝かせる)まで、その詩、暗さ、心を映し出したような、度々繰り返される言葉が、最後までリスナーを捕らえて離さない。
The Hunter. このマンモスのような曲(14分36秒)は、アルバム内での傑作だ。“The Hunter is coming”(ハンターが来る)を中心的思想にしたこの曲は、クレッシェンドのように構成され、曲の半分ほどのところで視点が変わり、短編物語のように展開されている。耳に残って離れない!
聴くべき曲: The Hunter (By the Seaside Window), The Pain that Bonds (The Beginning is the End), Snowflakes in July, Winter is coming in, The Love that Moves (The End is Beginning).
Phil Naud
2018年12月14日