[BrooklynVegan] Alex Henry Foster & The Long Shadowsが「Lavender Sky」のMVリリース
掲載:BROOKLYNVEGAN
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6月19日 Alex Henry Foster & The Long Shadows は、EP「Lavender Sky」をリリースし、今日はソロデビューアルバム『Windows in the Sky』より、楽曲「Lavender Sky」のミュージックビデオをリリースする。曲自体がとても豪華で映画のようであり、MogwaiやExplosions in the Skyなどの盛り上がりを持った、HammockやAsche & Spencerなどのアーティストを連想させる。ビデオ自体も映画のようであり、アイスランドで撮影され、上空からの素晴らしい景色と共に、8ミリフィルムによる目の粗いショットや手持ち撮影による映像が随所に散りばめられている。曲が地上に根付いた感覚から、やがて頭上の上を高く舞い上がるように、その映像もまた原始的な美しさを映している。下記にAlexの言葉を紹介しているが、まず先に、ぜひ映像を観てもらいたい:Alex:
“この曲の最初の歌詞を書く前から、タイトルは頭にあったんだ。「Lavender Sky」(ラベンダー色の空)は、タンジェ滞在中の夕方に毎日見ることができた紫とピンクが混じり合う美しい空を僕なりに描写したもの。あの空は何となく、父を自由にしてあげるための招待だった。父の死を受け入れ、ようやく悼むことができ、過去の経験と和解し、僕が信じた嘘がどれだけ複雑であろうと、自分や周りの愛する人たちを染めていた深い悲しみを認めない限り、自分の人生で前に進むことはできないって受け入れることができた。それが、この歌詞の始まりだったんだ。「受け入れること」について。
今にして思えば、とても悲観的な曲に聞こえるかもしれない。世界を廃れた目で見て、不信仰を乱暴に自認するかのような…でも、正直でいることが皮肉でも苦痛でもないとき、「Lavender Sky」は僕らが知らないことやコントロールできない物事を受け入れることだと思ってる。自分の恐れを認めることが、本当の自分になることであり、僕らが焦がれる空と同じように、人間のままでいさせてくれるんだ…見知らぬ他人から、別の人へ。” -Alex
ビデオについてCanadian Musicianマガジンに語った言葉:
“アイスランドで撮影したいなって思ったのは、そこがコントラストに満ちた土地だから。この国の土地、海や山々からは、広大さと、そこに感情的な側面を感じることができて、だからこそ、時間そのものについて考え、それを自分がどうしたいのか、じっくり向き合うことができる。それは、このアルバムを特別な方法で映し出してると思ったんだ。”
Alex Henry Fosterは、カナディアンバンドYour Favorite Enemies のフロントマンでもあり、もしかしたら既にTrail of Deadとのツアーでライブを観た人もいるかもしれない。そして、パンデミックが起こる前、AlexとしてもTrail of Deadとヨーロッパツアーを開催した。
今後、Alex Henry Fosterと共同で開催するライブストリーミングをお楽しみに!それまで、この楽曲も楽しんで:
JEFF BERGSTROM
2020年6月25日