アメリカツアー2024 [シアトル]

2日前に教会スタジオをあとにしてから、全てがあっという間だった。僕は飛行機に乗って、シアトルに着いた途端、心がワクワクしてきたよ。幸い、僕はその瞬間をありのまま受け入れて、味わうことの価値を学んだんだ。そうでなきゃ、前のバンドYour Favorite Enemiesで10年くらい世界中をツアーしていた時のように、その一瞬一瞬が与えてくれる様々なインスピレーションの色合いや層を見ることはできないだろうって知っているからね。まるで、僕のような、僕らのようなドリーマーたちのためにデザインされた美しさに盲目になっていたかのように。
昨日は始まりから最高に刺激的だった。あんまり寝てないけど、それは別に新しいことじゃないしね。だから、心臓手術を受けてから経験してきた、素晴らしい旅路について想いを馳せることができたんだ。数ヶ月前なら、こんなことは言わなかっただろう。または、少なくとも、そのニュアンスは薄れていただろうね。でも、明瞭さと感情の癒しが、自分がまさに進んでいる明るい色へと目を開かせてくれたんだ。僕はマネジメント会社に素晴らしく支えてくれるファミリーを見つけ、乾き切っていたと思っていた友情を新たにし、君たちともっと深くて個人的なレベルで繋がることができた。ずっと自分で課してきた悲しみの中で生き続け、それはもう無理なんじゃないかって思っていたから。きっと始まりは、そんなことないって決めるところからなんだと思う。僕はその光が欲しいし、そういう高揚的な光の筋が必要なんだ。本当に…そして、昨晩のライブはそのスピリットを完璧に映し出していた。

ここで初めてのシアトルを短くまとめてみたよ。国営TVでの朝のショーに出演したり、パイク・プレイス・マーケットを歩き回ってみたり、ライブに参加した人たちからの温かい歓迎と、Templesのバンドメンバーやチームの優しさと、Neumosチームの美しい気配りなど…ソウルフルな瞬間だ。
これ以上良いツアーの始まりを予想することはできなかったよ。

愛を込めて,
君の兄弟であり友人

PS:次に待ち受けるもの:11時間(途中停車や渋滞などがなかった場合)の車移動。オークランドへ向かうんだ。ワゴン車生活万歳!