日本酒 Fisherman Sokujo
1月11日は「鏡開き」の日であり、樽酒の蓋を割って開けることも鏡開きと呼ばれることから、どちらの行事も健康幸福を祈願し、願いを成就するよう祈り、行なわれる。だからこそ、塩川酒造、漆マンガ絵師、そして僕の特別なコラボレーションによって生まれた限定エディション・ラベルのFisherman Sokujoを紹介できることを素晴らしく光栄に思うよ。
僕にとって個人的に大切なプロジェクトであり、けれどその本質は多くの人たちとの分かち合いにある。
夢の成就、
幸福と健康に乾杯!
日本酒Fisherman Sokujoは、新潟県にある塩川酒造を代表するブランドの一つです。
特別ラベルは漆マンガ絵師・竹井友輝さんによってデザインされました。
個人的でありながら 多くの人と分かち合えるプロジェクト
SOKUJO 純米吟醸酒
詳細
使用米:100% 新潟県産米
精米歩合:60%
アルコール度:14.5度
容量:720ml
お酒について
Fisherman Sokujoは、魚介類、特に海老や蟹との相性を考えて造られた速醸もと純米吟醸酒です。フルーティーな香りと繊細で軽やかな甘味が特徴です。
通常のお酒よりもやや度数が低めなため、口当たりが良く誰にとっても飲みやすくなっています。
常温、または冷酒でお召し上がりください。
塩川酒造について
大正元年、肩書地に於いて創醸。当蔵元のある内野町は新潟市の西に位置しています。
古来より信濃川の伏流水が豊かで、良質な水に恵まれた土地です。信濃川の支流である西川と江戸時代に人力で掘削された新川の立体交差が一望でき、豊かな穀倉地帯が築かれてきた歴史を感じることができます。
仕込蔵は昔ながらの土蔵倉で、四季の温度差も少なく酒造りに適した環境となっています。仕込みタンク25基には自動冷却装置を施し、醪の発酵管理はもとより貯蔵酒も徹底した温度管理をしています。
漆マンガ絵師について
新潟市出身、新潟デザイン専門学校を卒業後、10ヶ月の世界旅行に出ました。その後、渡仏し、1年間滞在。パリでマンガの教室を作り講師として活動しました。帰国後エアブラシで漆を吹き付けてマンガ作品を制作。新潟県内を中心に漆マンガ展を開催しています。
全ての始まり
2006年、オルタナティブ・ロックバンドYour Favorite Enemiesのフロントマン&シンガーとして、音楽の旅路を始めたとき、すぐさま日本との強い繋がりが生まれた。2007年には、複数のファンの人たちから招待を受け観光目的で来日(この時はまだ来日コンサート未経験)、そして日本の人たちとのラブストーリーが始まったんだ。自分の人生で初めて、右も左も分からない遠い国で、自分の居場所があると実感できた経験だった。
僕がソロアーティストとしての旅路を始めたとき、緊張と混乱でいっぱいで、全てのことが不安だったけれど、一つだけ確信していたことがあった。それは、一番先にアルバムを聴くのは日本の人たちであるべきということ。僕を兄弟、息子、友人として迎えてくれたこの国の人たちに、一番最初に音楽を聴いてもらいたかった。だから、2018年の11月3日と4日に、僕の1stアルバム『Windows in the Sky』のリスニング・パーティーを東京にあるこじんまりとしたアートギャラリーで親密な形で開催したんだ。リスニングセッションは、当時まだリリースされていなかった映像の旅「Immersion Sky」と共に開催された。
そして、当時このイベントを記念して、参加してくれた人たちにお酒を提供し、僕らが特別な方法でこの瞬間を刻んで乾杯できるようにしてくれたのが、他でもない日本酒Fisherman Sokujoを造った酒造家であり、親愛なる友人であるKazuhiroさんだったんだ。