誕生日おめでとう、ヤング・ミスター・ゴードン…

休日だったとは言え、誰も本当に休んだようには見えなかった。僕は完全に疲れ果てていたよ。ここ数日で、僕のエネルギーレベルが深刻に下がっているのを感じるから、とてもイライラする。アルバム制作のプロセスの忙しいリズムにあまりついていけていない。他のメンバーたちに伝えたように(みんな明らかに心配していたんだ)僕の脳は今も時々、霧がかっている感じだけど、アルバム制作のあらゆる側面にフルに関わっている。だからこそ、本調子ではない自分であることが、発狂しそうなくらい嫌なんだ。僕は自分を可哀想だとか、失望感を持ち続けるタイプじゃない。自分を犠牲だとは思わないし、僕の調子が悪いことを正当化する言い訳も探していない。それでもなお、それは孤独な場所だ。だからこそ、最近は特にマッカイが恋しいんだと思う。マッカイは僕を励ます特別な方法を持っていた。僕らが一緒に共有していた人生のユニークな閃きが、心に大きく欠けているんだ。それが自分で課した悲しみの最も難しいパートだよ…言葉で説明するよりも心が痛む。だから、それが終わりなき回復、脳のダメージと自分が使い物にならない人間だという感覚と混ざると、より苦悩を感じるんだ。だから、僕は何であろうと、自分の限界を押しやり続け、それが徐々にネガティブな軌道へと入っていく前に、暗いサイクルを壊さないといけないんだ。だって、一度そこに入ってしまうと、自由になるまでどれくらいかかるか分からない。だから、全ては人生、人生、人生についてだって自分の心にリマインドしているよ!
心の憂鬱と戦うための方法の一つは、ちょっとしたサプライズで魔法を作り出すことなんだ。今日はそうするのに特に完璧な日だった。というのも、Miss Isabelが昨日のアイスホッケーの試合でMikkoにしたジョークの写真を送ってきたから。10歳の誕生日のお祝いとして、Mikkoの名前をボードに表示させたんだ!だから、彼の”誕生日”を祝うためにランチタイムにケーキを用意して、サプライズをしたよ。とても面白い瞬間だった。それがMikkoの良いところなんだ。とても良いユーモアのセンスを持っていて、冗談に乗ってくれる。偽の誕生日を祝って、チョコレートケーキを食べられたのは、そこにいた人たちにとっても嬉しいことだった。2つ目のスライスを食べたあと、すぐにシュガーハイな感じになったBenは、もう1枚スライスしたケーキを食べなよとMikkoを説得しようとした:「ケーキの食べ過ぎだってみんなわかってるし、大食いは大罪だ。けど、得られるエネルギーは何でも取るだろう…たとえ一時的なもので、人工的なものでも!」それに対するMikkoの返事は:「そうだね!じゃあ、エネルギーが続く間にスタジオに行こう」というわけで、僕らはスタジオへ向かった…パーティーは終わり!