僕の親友であり、バンド仲間であり、The ClubのガイドをしているJeffがクラブ会員に向けて、これまで語られてこなかったストーリーをシェアしたよ。楽曲「Shadows of Our Evening Tides」について語ったストーリーの一部を紹介するね。
“ある日の午後、Alexはようやく「Shadows of our Evening Tides」のヴォーカルレコーディングを終え、オフィシャル・リスニングセッションのためにバンド全員をスタジオへ招いた。この瞬間は僕らにとって神聖なんだ。だって、それはこの曲が”生きている”とAlexが納得し、執拗なまでにあぁでもない、こうでもないと言って追求する心を手放す準備ができたということだから。
15年に及ぶ友情を通して、Alexと僕は共通の言語を発展させ、だからこそ、みんなが想像もつかないようなことも、一緒に乗り越えてきた。お互いが経験していることや、伝えようとしていることを理解するのに言葉は必要ない。だからこそ、曲が終わった時、色々な感情を心に感じながら、お互いを見た。ここまで来るのに、Alexが通らなければいけなかった道、どれだけの勇気が必要だったかを思い出していたんだ。Alexが心の面で疲れ切っているのを知っていたし、僕ら全員がただ、あの部屋に一緒にいて曲を聴くのにも、多大な愛と許しが必要だったことを知ってる。この曲を作るのに、Alexは、僕が理解できる以上の代償を支払ったんだ。そうしたあとの今、言葉なく、僕らはただお互いを強くハグした。まるで20年以上も会ってなかった友人とようやく再会したかのように!僕らが共有した中でも、最もパワフルな瞬間だった!
まるで、Alexが真新しいスタート地点へとみんなを招待しているかのような。Alexは「僕らが経験してきたこと全てを超えたものをお祝いしよう。それが良いものでも、悪いものでも、それが本物でも、幻想でも」と言った。Alexは自分の心の奥底にあることを滅多に話さない。ほとんどの人が彼の音楽やブログを通して彼について知るけど、僕がAlexを見たとき、新しい日々が始まると、お互いに分かっていたよ。光の中へ戻ってくるまで、長い道のりだった。そして、あの瞬間は、生きていると感じることが、どんな意味を持つのか…それを受け入れるチャンスを掴みたいと思ったときだったんだ…生き延びようとするんじゃなくて、生きるために。”