Secret Family Cult Clubのメンバーたちと初めて語られるストーリーをシェアしたよ

僕の親友であり、バンド仲間であり、The ClubのガイドをしているJeffがクラブ会員に向けて、これまで語られてこなかったストーリーをシェアしたよ。楽曲「The Hunter」について語ったストーリーの一部を紹介するね。

“Alexはリハーサルの途中やライブ中でさえも、メンバーに話かけにいって、アイディアを説明したり、そのために文字通りギターのネックを掴んだり、ドラムを叩くことを躊躇わない。いつだってオーガニックで、直感的なんだ。だからAlexが、この曲のある部分でBenのギターが上手くいってないのに気づいた時(Benが頭を振って”違う”っていうサインをしたんだ。このセクションでどんなギターサウンドが良いか分からないって、これだって思うものが見つけられてないってね)みんな演奏し続け、ノイズと雰囲気をキープしている間、AlexとBenはパートについて色々と言い合っていた。そうして、やがてAlexがリハーサルステージを降りて、教会スタジオ内の端まで走って、ドラムキットをピースごとに持ってくるのが見えた。僕らに弾き続けて!って言いながらね。”今度は何だ?”って感じだったよ。そうして、すぐにドラムキットをセッティングして、Benをそこに招待した。ドラムソロをやれだったか忘れたけど、その後のパート全体のきっかけとなるものを作ろうとしていたんだ。

[…] Alexはドラムキットを指差して、色々なアイディアを試したんだ。(全く新しいリズムとかたくさん!)Benが思い切り解放できるように。でも、Benはそこに立ったまま、頭を左から右へ、右から左へと動かしていた。まるで、”完全にロストしたよ!助けて!”って言おうとしてるみたいに。または、もうちょっと乱暴な感じだったかも…ラウドに演奏すると、細かい囁きとか、はっきりと聞こえないから、逆に良いね!というわけで、何が起きたと思う…?

Alexがドラムの後ろにまわったんだ!彼はドラムなんて叩いたことない!でも、ただMooseを見て1-2-3-4と叫んだ!そうして、フロアトムを思い切り叩き始めたんだ。自分のパルスを補うようにMooseに言いながら。そして、僕らが混乱する前にやっていたリズムやメロディーを弾き続けろって言った…!ありったけのパッションでフロアトムを叩くAlexを見るのは最高だったよ!まるで子供のような心が蘇った瞬間の美しさや純粋さを見て、僕らみんな笑ったね。それで、Benもアクトやプライドを捨てて、ただその場の雰囲気へと解放できるようになったんだ…だから、Benは自由に叩き始め、そのあとに続いたものは魔法のようだったよ!僕らはそのパートを何時間もノンストップでやり続けたんだ。Alexは、その日の夜にリハーサルをしに来る他のミュージシャンたちのことは、あまり心配していなかったみたい。この時、彼らはもう既に長い曲に新たな20分が加わったなんて知らなかったけど!それでも大丈夫だったはずだよ。だって、僕ら11人みんなで、一つになって、2019年7月5日の夜、演奏したから。それぞれが純粋な感情のベクトルとなって、観客全員をその瞬間へと浸れるようにしたんだ。「The Hunter」の瞬間は本当にすごかったよ…!マジカルだった!”

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