定期検診のあとは、スタジオにいたから、月曜日の歩く血液バッグのような僕は少し心地が良かった。Mikkoが本当に熱心なので、その曲に取り組むのが楽しみだったんだ。その仮タイトルは「Memories」で、今も僕が恐れる脳の微小塞栓症についてだよ。運動能力の不足は対処できるけど、認知的な課題を解決するのは少し難しい。このスタジオ日記を書くことで、脳の活動を鍛えることができ、皆を僕の創作の核心に連れて行くことができるから、とても励みになっているんだ。その日を振り返る機会を与えてくれるだけでなく、自分自身の内部に少し深く入ることもできる…何か見落としてしまったことがあったか、本当の重要性を理解していなかったことがあったかを見るためにね。日々がとても早く過ぎていくから、考える時間があまりないんだ。だから、書くことでそれを具体化する。心と魂の問題もいくらか触れることができるようになってきて、僕にとっては、それも重要なんだ。精神的な目的を、この騒乱が進む速さと調和させることが、少なくとも僕にとっては大事なのさ。

「さて、みんな、構造を正確にして、その後で曲のベッド（曲の骨組み）を録音しよう。今日は素晴らしい日になるぞ！！！」と聞いて驚くことはなかった。バンドの他のメンバーと一緒にメインのリハーサルルームに入った瞬間、僕たちはMikkoが「Memories」についてどれほど「エレクトリック」を感じているかを感じることができた。僕はMikkoの高い精神的なエネルギーが好きだ。それは時々、僕らに欠けている緊急性を感じさせてくれる。たぶん、それは10年以上も同じメンバーとアートを作り上げてきた結果なのだろう。それは怠惰ではなく、快適さだ…僕が嫌う創造的に無力な感覚。快適さと安全は、自分を限界の領域に留めておく。恐れを超えて自分自身を新しくする欲求がない限り、内なる探求は減少し始める。サイクルを破らない限り、それがポジティブな対立、不快な状況、または不安な感覚であるとしても、人は自分自身のパロディになり、無関係な存在になり、他の風刺画とともに人生を楽しむことになるだろう。僕は自分のアートを自らの滑稽さにさせるよりも、創造的な旅を止めることを選ぶだろう。というわけで、Mikkoとの快適な領域はない。僕の不安はそれを嫌うかもしれないけど、僕の魂はそのような必要性を求めている。