おぉ!あなたは脳のトラウマに苦しんでいます!

2日間続けての病院での検査はポジティブな意味で激しかった。どのプロフェッショナルも彼らの専門とパーソナリティがある。最初のテストは、薬のせいで生じている副作用についてだった。ドクターはとてもクールで、面白くて、リラックスした人だった。1時間一緒にいたうち10分くらい邪魔が入ったかな。彼の電話はなりっぱなしだったんだ。「電話出ないんですか?」と聞いたら、笑っていたよ…そんな感じの雰囲気なんだ!とても優しい人で、メトリックやデータ、全ての分析や反分析を除いて、彼は僕を見てこう言ったんだ:「いいかい、Alex、君のした経験は、精神にトラウマを残した。君には分からないだろうね。だって、君は体を休めて癒すことなしに、活動し続けるためにそのトラウマを解除するようできているから。君は脳の活動からしばしば休暇を取れるような人間には見えない、当たっているかな?」もちろん、彼は正しかった!僕を理解するのはそこまで難しくはないんだろう。特に、ここに長居する時間はなくて、早くスタジオに戻らないといけないって話したからね。それがどんなタイプの人間かのヒントになったのかも。まぁ…どうだろうね?!そのあとに続いた会話は驚くべきほど本物だった。彼はPTSDのサイクルについて説明し、僕にTシャツをまくり上げて傷を見るように言った。「あまり傷を見ないだろう」ー「見なきゃいけない?酷いもんだ」それは別のヒントだったと思う。彼は話を続けたから。彼は全てにおいて正しかった。僕は、自分が死ぬ準備をしなきゃいけなかったこと、全てを閉じる準備をしながら、それでも生き延びたことに対する精神的な側面を無視していた。「君は今、苦しんでいるだよ、Alex。認めたくなかろうと、そうなんだ」僕は”ここに来たあとは気分が良くなるはずなんじゃなかったか”と自分に問いかけた。もちろん、理解はしてるけど、1年間休んだあと、また活動を止めるというアイディアだけでも、受け入れるのが難しかった。自分の脳に休暇を与えるって、どうやれって言うんだ?結局、妹のテキーラが必要なのかもしれない。

2つ目の予約は、30分ごとに24時間ずっと僕の血圧を測り続ける機械を身に付けるためだった。ライフスタイルについて質問に答えたよ。専門医の先生が:「何時に寝ていますか?21時?22時?」と聞くもんで、「えっと…0時とか午前1時かな?」と答えた。彼は笑ったよ。僕は笑わなかった。「おぉ、君は夜型なんだね」と、クールに振る舞おうとしていたよ。「僕はミュージシャンだから、夜遅くまで仕事しがちなんだ」「あぁ、君はミュージシャンなのか。じゃあ、昼頃に起きたり?」「いやいや、たいてい7時には起きるよ」彼は笑った。僕は笑わなかった。彼は僕の答えを正しく予想することなく、質問をし続けたよ。彼は本当にとても良い人で、腕に何かが巻かれてあり、15分ごとにビープが鳴るし、ワイヤーも短くて支えにくいから、今夜はあまり良く眠れないかもしれないと教えてくれた。「精神的な拷問のようかもしれない。頭に布がないだけで」と言って、ニコッとした。僕は笑わなかった。僕らには本当のコネクションがある。

最後の予約は、ヴォーカルコードのためだった。これには少し緊張したよ。だって、最後に来たとき、喉を撮影するために鼻からカメラを入れたとき、不快に驚いたようだったから。「頼むよ、Alex。喋らないでくれ。メトリックを今、録音してるから」僕の頭の中は、恐怖でいっぱいだった。25分間くらいずっと“hiiiiii, haaaaaa, HAAAAAAAaaaaaaaa, aaaaaaaAAAAAAAH”と言って、音を保ったり、違う言葉を発したり、高音、低音を繰り返したりして、ようやく先生は僕の鼻からカメラを外した。だから、尋ねたんだ:「‘Oh!!!’って言ってたのは何で?」先生は困ったように僕を見つめた。何度かやりとりをしても、彼は覚えていないと言ったんだ。「あぁ!もしかしてカメラをスタートしたとき?そうそう、カメラのレコーディングがすぐに始まらなくてね」と困惑させたことを謝った。そりゃそうだろうよ。僕はその間ずーっと恐怖だったからね。全く!

とにかく、それと同じ診療所に行ったけど、今度は全て滞りなく終了したんだ。全てのテストをして、カメラが喉の奥に行きすぎて一瞬、吐きそうになったけど、全て正常だって言われて、とても安心した。僕の回復も通常通りで、これから数週間は徐々に喉を慣らす必要があって、喉を酷使しないことが大事だけれど、軽いヴォーカルエクササイズをやってもいいとのことだった。やったぁ!!!突如として彼がお気に入りの耳鼻科医になったよ。また先生が不穏な“Oh!!!”を言わないうちに、そこから出たいと思って急いだせいか、病院内で迷子になったんだ。どの扉を開いたか覚えておらず、行き止まりのアパートの迷路へと迷い込んでしまった。右に曲がり、左に曲がり、上に上がり、2階下がり、僕が脳のトラウマに苦しんでいるんだと言った先生は正しいと思った。1人で笑っちゃったよ。25分間ほど病院内の半分くらいを歩きまくったあと、ようやく出口を見つけて、車を停めた場所まで戻ることができたんだ。楽しい1日さ…“Oh!!!”って、言い続けたね。

僕はスタジオに戻り、残りのバンドメンバーと夕食をとり、血圧の機械をつけたまま深夜1時頃ベッドへ行った。あまり眠れなかった。“BEEEEEEEP. BEEEEEEEP.” 午前7時頃にレナードと一緒に起きて、これじゃシャワーが浴びれないじゃないかって気づいて機械を床に投げつけた。準備をして、病院への2日目の診察へと向かったんだ。BEEEEPをずっと聞きながらね。黙れ!!!!あぁ、そうだった、平静にしていないといけないんだった。血圧を測っているから、僕が怒ったら、きっとまた薬を増やされる。”良い機械ですね。君の心地良いビープ音が15分ごとに鳴るのがたまらなく大好きです”。