スタジオセッションのときは、今朝読んだり、聞いたり、観たりしたものを話すことから始めるのが好きなんだ。空っぽの言葉で不必要に頭を切り替えなくても良いようにね。あらゆるレベルにおいて時間は短いから、一緒に過ごす時間に好ましいトーンをセットするのは大事なんだ。今日はそれをするために、友人であるBertrandとPascalが、バンドDétroitとして出した新しいシングル「L’Angle」を聴くことにした。彼らの言葉と音楽が、感情的にその創造主を超越すると知っているから。そして、実際にそうなったよ。完全に身を捧げるかたちで浸るとき、フランス語という言語がいかに、カタルシスをもたらすように心を打つかを思い出させてくれた。フランス語を話せることは、文化的に豊かだ。家族の遺産の重要なサイドを受け入れるよう強く勧めてくれた母親のおかげだね。僕がフランス語のプロジェクトに取り組むことにしたとしても、そこまで驚きではないと思う。今日の午後にBertrandとPascalの作品を聴いて、正直、想像していなかったかたちで刺激を受けたんだ。残りの1日はずっとノートにフランス語の言葉をスケッチして過ごしたよ。

Ben: “ブラザー、何してるの？”
僕：“フランス語の言葉を書き出してるんだ…”
Ben: “すごいね…日本語のプロジェクトもまだリリースしていないのに、もうフランス語のメモを取り始めてるなんて。調子悪いんじゃなかったの？”
僕：“僕のクリエイティブな脳みそがやわな体に、本当のボスは誰か伝えてるんだよ…！”
Ben: “俺の頭が君のじゃなくて良かったよ。1日に数時間は休みたいからね！”
僕：“これが僕にとっての休憩なんだよ…”
Ben: “はい、出た！怖すぎる！”