Andrew Bird
ジャジーな気分でアイスランドを去る
メモ:このSpotifyプレイリストは家に帰る飛行機を待っている間、レイキャヴィークの空港で書いたものだよ。
エアラインのフライトキャンセルを受けて、僕と撮影クルーの滞在が予定よりも長くなり、かなりカオティックで悪夢のようなアイスランドでの最後の時間を過ごしたあと、僕は今、レイキャヴィークの空港で帰りの飛行機を待っている。
さまざまな混乱を経て、複雑な状況の中、ギリギリで飛行機のシートを見つけられて感謝してるよ。特に多くの人たちがーというか全ての人たちーが、何の答えもないまま、そして家に帰る別の方法を見つけられないまま、今もアイスランドから出られずにいるから。全くファンタスティックでインスピレーションに溢れた旅の終わりが、こんなだなんて変だけど、どんなユニークな物語も究極的には、こういう信じられない出来事から生まれているのかもしれない…もしそうなら、この旅は控えめに言っても、全く特異な旅だって言えるよ!
正直言って、このアイスランドでのショートフィルムの撮影が体力的にキツいものになるとは期待していなかったんだ…でも、ここで捉えることができた映像には、すごく満足してる…僕はアイスランドで永遠という深い感覚を知ったよ。その見事な景観だけでなく、そこに住む人々の中にもね。これについて、もっと色々と分かち合うのが待ちきれない…もうすぐだ!
きっともう知っていると思うけど、僕は今年の7月5日にFestival International de Jazz de Montréalで『Windows in the Sky』のコンサートをする招待を受けたんだ。だから、この機会にAndrew Birdの素晴らしい最新アルバム『My Finest Work Yet』を紹介せずにはいられなかった。フルで聴くのが待ちきれなかったアルバムだよ。だって、Andrewの音楽はいつだって、その世界に没入できる感じだからね。そして『My Finest Work Yet』も期待通りだった。複雑な音の構成と、でもその世界に入っていきやすい音楽的アレンジが美しく集められていて、歌詞も完璧なほどに良く書かれている。60年代のジャズ風スタイルを作り出そうとする他のアーティストたちとは違う…Andrewは手が届かないものを、個人的なものにする類い稀な才能を持っているよ。
PS:これから数日のあいだにAHFのある特別なものを発表するから、注目していてね…!
- 1. Andrew Bird – Manifest
- 2. Andrew Bird – Olympians
- 3. Andrew Bird – Fallorun
- 4. Andrew Bird – Imitosis
- 5. Fiona Apple – Limp
- 6. Atlas Sound – An Orchid
- 7. Liela Moss – Salutation
- 8. The Antlers – Kettering
- 9. Apparat – Means of Entry
- 10. Lee Ranaldo – Maelstrom from Drift
- 11. Alain Bashung – Volontaire
- 12. Albert Hammond – For the Peace of All Mankind
- 13. Leonard Cohen – Chelsea Hotel #2
- 14. Thrice – Image of the Invisible
- 15. Nico – These Days
*プレイリストは毎週更新されるので、このブログで紹介されている楽曲がリストに表示されない場合もございます。