SUPERNOVA 1006

憂鬱な美しさ…素晴らしさの恵み

ここ2回に渡ってシェアしたSpotifyプレイリストで受け取ったコメントに今もまだ笑ってるよ。特に”認めたくないけど好きな曲”っていうのは、人には内緒で聴いている曲だとみんなに思わせておきながら、僕のプレイリストはIggy Pop、Lou Reed、John LydonにSiouxsieなどで埋まっていたから…Rebecaからはこんなメッセージを受け取ったよ:「Alex、認めたくないけど好きな曲って言いながら、Johnny RamoneとDavid Byrneの名前が出てくるってどうなの?完全にクールじゃない!けど、少なくとも素晴らしい曲をシェアしてくれたから許すわ!」君の思いやりに溢れた優しさをどうもありがとう…次週からは心を改めるって約束するよ 😉

今週は最高に忙しかったんだ。僕は美しい春がやってきたバージニアの高原を去って、モントリオールに数日滞在して、今年のレコード・ストア・デイのための特別なプロジェクトに取り掛かり、Benとの次のスタジオセッションのスケジュールを組んで、そして僕のアルバム『Windows in the Sky』からの曲の新しいミュージックビデオ撮影のために、再び空港に向かってる。楽しい時間が待ってるよ!!!

機内で何が一番好きかって、他のどことも違って音楽へと没頭できること。チャットもメールもなく、ただ音、ノイズと言葉があるだけ!これは自分に与えられる究極の喜びの一つで、今回は僕の友人AndreyのバンドSUPERNOVA 1006を聴こうと思ってる。サンクトペテルブルク出身の素晴らしいバンドで、数年前にとてもランダムな形で発見したんだ。あるプロモーターが僕と Your Favorite Enemies のロシアツアーを企画していたんだよ。僕がタンジェに2年ほど行かなかったら、実現していただろうものなんだ!!!それで、僕は一緒にツアーができる地元バンドを色々と探していたんだけど、その時にSUPERNOVA 1006を知ったんだ。なんて良い発見だったんだろう!素晴らしい音楽、シャープな作曲に並外れた人たち…僕はすぐに彼らの7インチレコードを買ったよ!

面白いんだけど、僕はおそらく友達グループとかの間で、カナダのレジェンドSkinny Puppyを敬愛する唯一の人間として育ったと思う。いつも美しい憂鬱を生むようなものに惹かれるんだ。良いバンドは色々と聴くけれども、Skinny Puppyを聴いていない時に、最近僕が聴いているのがSUPERNOVA 1006。”ダークなノイズの波”に浸りたいっていう気分のときとか、この類のジャンルが何でろうと僕が素晴らしいって呼ぶ曲を聴きたいって思うときにはね…AndreyとElizabethの才能、創造性と親切な心の広さにいつだって驚かされてるよ。だから、まだSUPERNOVA 1006を知らなかったら、ぜひ聴いてみるべきだよ!

PS: 昔、友人の兄貴から”借りた”Skinny Puppyのカセットを聴いてたとき…

ハードコア好きな友人:「何だって?シンセサイザー?ドラムマシーン?そんなのハードコアじゃねぇ!俺らがのめり込んで来た本物とは相反するものだぜ、アレックス!最悪だ!何?こいつらメイクしてるって?お前、どうしたんだよ?」

僕の脳内:(今は、この良き友人と僕のThe Cureへの無条件の情熱をシェアする時じゃないだろうな…)

Week 9
アーティスト:SUPERNOVA 1006

*プレイリストは毎週更新されるので、このブログで紹介されている楽曲がリストに表示されない場合もございます。

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