エディション12
最も明るい光の下に僕らみんなが立つとき
大切で親愛なる友人のみんなへ
アルバムリリースやチャートについて、また世界中で受け取った『Standing Under Bright Lights』の素晴らしいレビューについて、数えきれないくらいのメッセージ、コメント、レター(今や僕らの間の新しいコミュニケーション方法だね!僕の直筆が読みにくくても!笑)を受け取ったから、しっかりとお礼する時間を取りたかったんだ…本当にとても嬉しいよ。
でも、何よりも大事なのは、みんなにとって、このアルバムがどれだけ意味のあるものかについて、僕に伝える時間をとってくれたこと。すごく感謝している。それこそ、最も素晴らしく、価値のある贈り物だよ。みんなとこういう気持ちを分かち合って交流できることは、僕が曲を作り始めた時から、それを君と共有するまでの全てを繋ぐ、根本的で重要な要素だ。
みんなも知っている通り、『Standing Under Bright Lights』がリリースされるまでの数ヶ月間は、僕にとって最高に刺激的だった。人生のターニングポイントとなった2019年7月5日の夜について改めて振り返ることができただけでなく、この瞬間に僕らが分かち合い、繋がり、交流したときのお互いを歓迎する心に、再びものすごく感動したんだ。僕にとって、とても大きな意味があるよ。そして、君と一緒に体験できた喜びの一瞬一瞬に深く感謝したい。
ここ数年、たくさんのプロジェクトに取り組む素晴らしい機会を与えられてきたけど、残念ながら、その美しい要素を思い切り味わえる心の状態ではなくて、そのプロジェクトを通して変わっていった自分を誇りに思うこともなかった。それが変化し始めたのは、長いこと、心の奥深くで葛藤し続けていた気持ちの混乱と和解することにした時からだ。それは、とても難しい旅だった。タンジェへ発ったときから、『Windows in the Sky』を作り、リリースをしながら自分自身をさらけ出すことを受け入れ、第40周年記念を迎えるモントリオール国際ジャズフェスティバルへの出演を決意し、3年ぶりにステージに立った…深刻なダメージを受けて、全く脆弱な、ありのままの自分としてね。とても不安だったし、きっと無理だと思ったし、怖かった。失敗することや、人にガッカリされるのが怖くて、友人や家族の恥さらしになりたくなかった。でも何よりも、拒絶されることを酷く恐れていたんだ。そう、かなりキツい道のりだったんだよね…
実際、今ほど心が穏やかだったことはないよ。そして、色々な意味で、みんなに感謝をしたいんだ。他人を受け入れるという贈り物、愛情、そして人生という心が高まるような贈り物をどうもありがとう。どんどん広がっていく、みんなとの関係の素晴らしい本質が、どれだけ計り知れないほど価値のあるものかって、説明できる言葉がないよ。だからこそ、それが世界中で開催されたレコードのプレゼントを通したエキサイティングな楽しみだったり、自身のビジネスが不安定なのにも関わらず僕をサポートしてくれたスポンサーの人たちの情熱だったり、アルバムのプロモーションというよりも希望的で楽観的なストーリーを分かち合う素晴らしい機会を与え、僕を一人の人として迎えてくれたインタビュアーの人たちへの感謝として表れてる。今なら僕はとてもハッピーで、誇らしいって言えるよ。自分の中のためらいや不安な気持ちではなく、シンプルに自分の心に従うことができて誇りに思う。プライスレスなほどに勇気づけてくれているよ。
だからこそ、アルバムが素晴らしく受け入れられたことに感謝しているのと同じくらい、高すぎる幻のようなチャートのポジションというのもなければ、プライドばかり高い個人的な達成なんてものはないし、自分の暗闇と向き合い、自分を騙す影に隠れたいと思ったとしても、君と一緒に光の下に立つ恩恵について忘れるほど、ストレスを感じたりはしない。僕はどんな瞬間も受け入れることや、自分の元にくるカラフルな幸せの色合いをしっかりと受け入れることを学んでいるんだ。生き続けることは、生きることではないかもしれないけれど、それでもなお、無力なほど絶望を感じている時には、勝利なのさ…だから、改めて、僕の大切な兄弟、姉妹&友人たちのみんな、どうもありがとう。あの日、僕と一緒に時間を過ごしてくれただけでなく、より良い明日を信じる僕の心を育ててくれて…また君と分かち合う時が来るのを楽しみにしているよ!
安全にね。そして希望を持ち続けて。もうすぐ、もっと色々と良い知らせを発表するよ!
君の友人であり兄弟
AHF