エディション29
心臓手術後の僕の体調について近況報告
親愛なる兄弟、姉妹、友人と愛すべき人たちへ
元気かい?新しい季節が約束として運んでくる暖かさを君が感じられているといいな。ヴァージニアは花が咲いているよ。僕が住んでいる山は、華やかな復活を鮮やかに映し出していて、いつまでも終わらない冬のように感じていた中で、僕が忘れていた全ての小さな恵が、今ではカラフルな光の破片や柔らかく心地良い香りに包まれている。至るところに鮮やかな生命が育まれているのを見るのは、心臓手術したあとの遅すぎる回復を受け入れるのを助けてくれている。
元気かい?新しい季節が約束として運んでくる暖かさを君が感じられているといいな。ヴァージニアは花が咲いているよ。僕が住んでいる山は、華やかな復活を鮮やかに映し出していて、いつまでも終わらない冬のように感じていた中で、僕が忘れていた全ての小さな恵が、今ではカラフルな光の破片や柔らかく心地良い香りに包まれている。至るところに鮮やかな生命が育まれているのを見るのは、心臓手術したあとの遅すぎる回復を受け入れるのを助けてくれている。
自分の体がそこまで酷い状態で、治るのにこんなにも長い時間を要することを、ようやく認めたけれど、このプロセスに伴う感情的な旅路が、今はより難しいものになっているんだ。今でも愛犬マッカイやレナードと一緒に散歩に行くのは難しくて、何かを書いたり読んだりするのにも集中力が続かない。長く話しをすることも、クリエイティブなプロジェクトに時間を費やすことも、ほとんど(ほぼ全く)できていないんだ。2023年に計画していたことを考えると特に、多くのことを手放し、諦めなきゃいけなかった。
だからこそ、もう既に知っているかもしれないけど、この発表をしなければいけないのは心苦しいんだけれど、今もまだ脆弱な健康状態であるのと、専門医の先生たちからの了承も得られなかったために、The Long Shadowsと一緒に参加を予定していた今年の夏のフェスティバルと、来週発表予定だった秋のヨーロッパツアーを全てキャンセルするという(そして、もう一度みんなに会えるという楽しみも)苦渋の決断を下したことを伝えるよ。僕にとって大きなリアリティチェックだったことは言うまでもないけれど、バンド仲間や、クルーたち、コラボレーターやパートナー、コンサートプロモーター、そして、KerstinやA.S.S.ブッキングエージェンシーのみんなにとっては、もっとだと思う。このツアーを企画してセッティングするために、とても献身的に動いてくれたのに。ツアーをキャンセル/再スケジュールするという考えだけでも、最悪な気持ちになったし、しばらく悶々と引きずっていた。みんなをがっかりさせるのは、僕にとって最も嫌なことだ。特にみんな熱心に僕をサポートして、寛大に接してくれたのに。けれど、そんな胸が張り裂けそうな気持ちに関わらず、それでもなお、僕の回復のためには、この決断がベストだと思ってる。
より明るい話をすると、この一時的な無力さが、万華鏡のように何層にも重なった僕のこれまでの旅について色々と考える時間をくれたんだ。あんまり動けなかったり、喋れなかったりする中で、僕は聞きたいと懇願し始めた…自分が聞けるようになるまで、発見し、学び、発展したいと。人の話だろうと何だろうと、お察しの通り、あんまり得意じゃなかったからね。自然は自己反省的な正直さの源だ。自然を観察することは、とてもスピリチュアルだと感じたよ。周りにあるものの中心になるよりも、全体の一部になること。Miss Isabelは、双眼鏡まで買ってきてくれた。僕が鳥の話ばかり持ち出すから、疲れたんだろう。他のバンドメンバーたちも、望遠鏡が欲しいなって言ってから、ずっとそれをからかってる!でも心配しないで。別に変な薬とか飲んでるわけじゃないから。喉までしっかりとボタンが閉まったシャツを怪しい白いローブに交換したりもしてない。僕はただ、これまで見過ごしていたものをシンプルに称賛しているんだ。色々な場所を走り回って忙しくしながら、自分自身を顧みなかった。今みたいに身動きが取れないのは辛いよ。それは嘘じゃない。だけど、心臓手術をするよりもずっと前から、こういう進化していく流れを僕は焦がれていたんだ。心の奥深くが変わり、視界が広がることへの恐れを捨てるべきだという自分の直感に、ずっと対抗していたのは自分なんだけどね。変わりたいという意思を自ら抑えることは、自分を自由にすることの意味を履き違えていたということでもある。はっきりと前を見るために、この先の未来を見据える必要はない…時間がかかったけれど、今以上に目が覚めて、誠実な心であったことはないよ…
だからこそ、もう既に知っているかもしれないけど、この発表をしなければいけないのは心苦しいんだけれど、今もまだ脆弱な健康状態であるのと、専門医の先生たちからの了承も得られなかったために、The Long Shadowsと一緒に参加を予定していた今年の夏のフェスティバルと、来週発表予定だった秋のヨーロッパツアーを全てキャンセルするという(そして、もう一度みんなに会えるという楽しみも)苦渋の決断を下したことを伝えるよ。僕にとって大きなリアリティチェックだったことは言うまでもないけれど、バンド仲間や、クルーたち、コラボレーターやパートナー、コンサートプロモーター、そして、KerstinやA.S.S.ブッキングエージェンシーのみんなにとっては、もっとだと思う。このツアーを企画してセッティングするために、とても献身的に動いてくれたのに。ツアーをキャンセル/再スケジュールするという考えだけでも、最悪な気持ちになったし、しばらく悶々と引きずっていた。みんなをがっかりさせるのは、僕にとって最も嫌なことだ。特にみんな熱心に僕をサポートして、寛大に接してくれたのに。けれど、そんな胸が張り裂けそうな気持ちに関わらず、それでもなお、僕の回復のためには、この決断がベストだと思ってる。
より明るい話をすると、この一時的な無力さが、万華鏡のように何層にも重なった僕のこれまでの旅について色々と考える時間をくれたんだ。あんまり動けなかったり、喋れなかったりする中で、僕は聞きたいと懇願し始めた…自分が聞けるようになるまで、発見し、学び、発展したいと。人の話だろうと何だろうと、お察しの通り、あんまり得意じゃなかったからね。自然は自己反省的な正直さの源だ。自然を観察することは、とてもスピリチュアルだと感じたよ。周りにあるものの中心になるよりも、全体の一部になること。Miss Isabelは、双眼鏡まで買ってきてくれた。僕が鳥の話ばかり持ち出すから、疲れたんだろう。他のバンドメンバーたちも、望遠鏡が欲しいなって言ってから、ずっとそれをからかってる!でも心配しないで。別に変な薬とか飲んでるわけじゃないから。喉までしっかりとボタンが閉まったシャツを怪しい白いローブに交換したりもしてない。僕はただ、これまで見過ごしていたものをシンプルに称賛しているんだ。色々な場所を走り回って忙しくしながら、自分自身を顧みなかった。今みたいに身動きが取れないのは辛いよ。それは嘘じゃない。だけど、心臓手術をするよりもずっと前から、こういう進化していく流れを僕は焦がれていたんだ。心の奥深くが変わり、視界が広がることへの恐れを捨てるべきだという自分の直感に、ずっと対抗していたのは自分なんだけどね。変わりたいという意思を自ら抑えることは、自分を自由にすることの意味を履き違えていたということでもある。はっきりと前を見るために、この先の未来を見据える必要はない…時間がかかったけれど、今以上に目が覚めて、誠実な心であったことはないよ…
だから、そういう心の状態にインスパイアされて、僕は(もしも状態が良ければ)4月末にニューヨークへ向かうことにした。今後の僕のアーティストとしての冒険において、再設計し、再構築したいことがあって、回復時にその新しい基盤を整えることほど良い機会はない。これ以上、美しく全てが揃っていることはないよ。僕が新しい人生を生きる”チャンス”は、それが象徴することから、現実の観点において、感謝すべき恩恵に他ならない。2023年のプロジェクトやイベントをキャンセル/再スケジュールするという決断は僕にとって、本当に辛いものだったけれど、徐々に自分の足で立てるようになる中で、予期していなかった状況から現れる新しい可能性にも、とてもワクワクしているんだ。これから数週間のうちに、僕の心と頭の片隅にずっとあったプロジェクトについて取り組むエネルギーがあると良いな。それと、“Not All Wonders Have Been Lost”ツアーについて書き綴っている本にも再び戻りたい。普段、僕がしていることに、たくさんの個人的な内省と長いプロセスが必要なのだとしたら、今できるステップには、それをナビゲートするのに多くの献身と確固たるコミットメントが必要だ。それはある意味で、その一歩一歩をとても意味深いものにしてくれると思う。だって、愛や平和的な解放を耕す中で、自分の疑いや落胆にしつこく対抗し続けるからね。それもまた、僕が完全に味わうべきプロセスであると思う。
改めて、みんなの優しさと理解に感謝したい。最初に望んでいたよりも、ずっと長くて難しい旅だけれども、みんなからの大きなサポートによって励まされ、毎日を僕が生きて、新しくなれる大切なギフトとして思い描き、迎え入れる決意を支えてくれているよ。
みんなも安全にね。
愛を込めて,
君の友人であり兄弟
Alex
PS:気づいた人もいると思うけど、ここ数ヶ月で君が送ってくれた素晴らしいメッセージに返信をし始めたんだ。オンラインでいられる時間は、いつもよりずっと少ないんだけどね。だから、もしも僕から何の言葉も受け取っていなくても心配しないで…きっと君が期待していないときにサプライズとして届くよ 😉
改めて、みんなの優しさと理解に感謝したい。最初に望んでいたよりも、ずっと長くて難しい旅だけれども、みんなからの大きなサポートによって励まされ、毎日を僕が生きて、新しくなれる大切なギフトとして思い描き、迎え入れる決意を支えてくれているよ。
みんなも安全にね。
愛を込めて,
君の友人であり兄弟
Alex
PS:気づいた人もいると思うけど、ここ数ヶ月で君が送ってくれた素晴らしいメッセージに返信をし始めたんだ。オンラインでいられる時間は、いつもよりずっと少ないんだけどね。だから、もしも僕から何の言葉も受け取っていなくても心配しないで…きっと君が期待していないときにサプライズとして届くよ 😉