献身の測り、愛情の値

この1週間は、僕のプロジェクト『Kimiyo』を世界中の人たちに発送するための準備に追われていた。テーブルが僕らの作ったカラフルな色の様々なアイテムで埋まっていくのを見るのは、とても感動的だよ。このアイテム一つ一つに、親密な深い感覚を持っているから。僕らみんなが協力して達成する勢いの前に、全員に共通する誇らしい感覚がそこにはあった。それはいつだって、質素な始まりを思い出させるんだ。僕らが金銭的に余裕がなくて、写真やインタビューのときに、同じものを着ないようにするため、お互いのTシャツを貸し借りしていたときのことを。また、僕らの1st EP「And If I Was to Die In the Morning…」のCDを500枚刷るのに親にお金を借りたこととか。このEPは僕らのアパートの小さな部屋でなんとかレコーディングしたんだ。Miss Isabel、Jeffや僕が、自分たちでパッキングをして、地元の郵便局に行き、海外発送していた。MySpaceの時期に感謝だよ。一対一の繋がり。オンラインストアへの最初のステップだった。
その時から全てがあっという間に過ぎていった…僕はすぐに父に返済し、500枚が 1,000枚、5,000枚、10,000枚、そして数万枚になったときに、最初の金額の10倍近くを貸してくれるように頼んだ。この素晴らしく、また、ありえない状況のために、すぐJeffと僕は自主レコードレーベルを設立し、一時的なものだと思っていた信じられないほどの熱狂に、多くの友人を招待したんだ。それが僕らの今でも続く新たな冒険になった。これは全て、2007年に始まった… 15年以上経った今日、僕らは、あの涼しい夏の仕事を素晴らしい永続的な仕事、コンサート、DIY、自分たちで全力で取り掛かり、どん底でも構わず激しく突き進むものに変えてくれたのと同じ友人たちと、コミュニティの価値観に基づいて旅を形作り続けられることに、この上ない誇りと感謝の気持ちを抱いている。本当にたくさんの人たちがいたんだ;途中で道を分かつことになった友情(今でも心が痛む)から、僕らがした悪い決断、それに続く、とても悪い結果も…いつだって何かが起きていた:喧嘩、疑い、間違った賭け、中途半端に良いアイディア、逃した素晴らしい機会、などなど。それは僕らの希望に満ちた悲劇だったのさ。僕らのレコードレーベルの名前が美しく示しているようにね。だって、この痛みを伴う状況のどれ一つも、僕ら個人やみんなの喜びや、大胆なクリエイティビティ、進化していく発展、そして何よりもお互いに持つ愛を奪えなかった…それが僕らの最大の達成だ。

だから、今日、情熱を持って関わっている航海の毎回のステップをじっくり考える時間をとると感謝の気持ちでいっぱいになるんだ。これまで僕は対峙しないといけなかった、権力争いや集団的混乱を見逃していた。それと自分自身が和解できるようになるまでね。けど、それがなかったら、僕らは年齢よりも早く老け込んで、簡単に喜んだり、満足する人間になっていただろう。自分の思い入れが少ない物や、全くないものを売り捌いていたかもしれない。自分の心や考えが全く逆であっても。自分が何者であるかを熱心に想定すればするほど、僕らは感情を込めてより献身的に関わるようになる。それは、それらの瞬間的な悲劇の一つ一つが、姿を変えた祝福であり、お互いへの誓いを新たにし、これまでの人生に対する僕らの気質を再確認する機会であったことを思い出させるんだ。 – ビジョンを変革し、無駄にするのではなく毎日少しずつ夢を具体化する意欲を再評価すること。

そして、僕らは今2024年。『Kimiyo』のパッケージを君がようやく受け取れるということだけで、胸が熱くなる。だからこそ、Jeffと僕は数日フランクフルトへ飛び、君のパッケージを発送しようと思ったんだ。封筒が詰まったバッグを抱えて地元の郵便局まで毎日歩くことからは遠いように思えるかもしれないけど、実際はそうではない。僕らは今、自分たちのスタジオ、グッズ製作所、レコードプレス工場を持っているかもしれないし、僕らの発送用バッグはどんどん大きくなっているかもしれない。ちょうどDHL本社が初期の小さなカウンターと比較されるようにね。それは徒歩ではなく飛行機に乗ることかもしれないけど、一つ変わらないこと、それは、僕らの献身的な度合いがますます高まっているのは、君に対する無限の大きさを反映しており、それが常に僕らの花開く努力の中心にある原動力だということ…そう、僕らの関係さ!!!

君がパッケージを開封するのが待ちきれないよ!!!

PS:もしもまだ注文していなくても、心配しないで。発送は定期的にやっているから、またチャンスがあるよ。またお互いに交流する機会がやってくる。それが一番大事なことさ!