エディション38
2024 In Review

親愛なる兄弟、姉妹、友人、そして愛する人たちへ

2024年は、僕とThe Long Shadowsのバンド仲間たちにとって、なんて鮮やかで生き生きした年だったんだろう。年間のリキャップビデオを見るのは、とても悩ましいものだよ。だって、僕個人の人生で直面しないといけなかったいくつものチャレンジの中で、達成することができた全ての側面を映し出してはいないから。心臓手術後の遅い回復から、愛犬マッカイの死、アルバム制作の頓挫、半年ほど調子が悪かった喉を歌えるまでに戻したり、手術の影響で起きた微小塞栓症のせいで、全曲覚え直さなきゃいけなかったり…。それは2024年に達成したものに、より大きな意味合いを与えていると言えると思う。

だからこそ、日本人アーティストであるMomoka Tobariとのコラボレーションを通して、生み出すことができた素晴らしいプロジェクト『Kimiyo』を再び振り返って、誇らしい気持ちだよ。また、僕はステージへのカムバックも果たせた。ドイツのOrange Blossom Specialフェスティバルのシークレットアクトが最初のステージだったんだ。(これは僕のお気に入りのフェスティバルというだけでなく、大切なコミュニティだよ)そして、3ヶ月をヨーロッパでツアーしながら過ごすことによって、ゆっくりと僕のツアールーティーンを戻していけた。そのあとは、アトモスフェリックで内省的なプロジェクト『A Measure of Shape and Sounds』の親密さへと浸り、自分名義で初のUSツアーを開催した。このときの映像の一部を見るだけで、ステージで感じた心の震えを再体験しているよ。これらは、僕にとって、そしてバンド、君にとっても、信じられないくらい豊かな1年のほんの一部の要素でしかないんだ…とても感銘を受けるよ。

あらゆる意味で、2024年のビデオリキャップは、心の逆境に対する忍耐力や、吹き付ける風がどんなに強くても、めげずに立ち向かい続けるというコミットメントの証だと思う。それは、素晴らしい友人たち、そして、ファミリーであるマネジャーのグループの人たちによって支えられた恵みの結果だよ。そして、僕らのユニークな関係を通して、君が与えてくれた癒しと愛情と感動的なサポートもね。それこそが、この人生の短いまとめの各所に鮮やかに響いているもの。それを失っていたかもしれないからこそ、それは制限なく生きる価値のあるものだって証明してる。

僕の旅がどれだけ特別かを確かなものにしている素晴らしい色として、みんなそれぞれ、僕の人生にいてくれて、どうもありがとう。

君の友人であり兄弟,
Alex

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