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    ウェブロックマガジンBEEASTでのコラム連載より

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再生への招待

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ウェブロックマガジンBEEASTでのコラム連載より

アメリカで活躍したレバノン出身のアーティストで詩人のハリール・ジブラーンは、”私たちは、喜びや悲しみを経験する前に、それを選んでいるのである”と言った。そうだろうか?そうかもしれない…自分はどうだろう?もしかしたら、そうかも。

013

僕は春をずっと待ってるんだ。今年はいつにも増してね。去年11月の日本公演のあとカナダに戻ってきてから、あまり太陽を見ていないからかな。全てがあっという間に過ぎていく。早すぎて、実感できないんだ。ほんの少し、ただ通りすがりの人間としてでも良いから、自分が経験している素晴らしい季節の色を盗み見れたら良かったんだけど。もしかしたら、目には見えない”永遠”というものについて物思いに耽っていたから、時間への視点を失くしちゃったのかも。過去の亡霊や、否応なく僕の中で大きくなる悲しみについて考えてるんだ。影を追いかけるように、欠けた思い出の欠片を追いかけるたびに、かつての亡霊と一つになる。幻想が必ず自分を捕らえに来る…自分を失うまで。

だから、休む場所を探して明るすぎる夜を彷徨いながら、古びて色褪せた写真のように感じる日々を過ごすとき、誰にも知られないように膝まづいて祈った慰めの絵や、喜びに満ちた過去の囁きだけが、生きていると感じさせてくれるものになる。人にはいつか終わりが来るという本質が、毎朝の呼吸をより大切な瞬間にさせるんだろうか?僕らは薄れゆき、毎日少しずつ消えていくから、今現在の自分と未来に望む自分とのあいだで、正しいバランスをキープするために戦っているから、僕は今、どの夜明けも贈り物であり、再生への招待であり、新しい始まりへの扉だと信じているんだ。

光が輝き続けるように

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ウェブロックマガジンBEEASTでのコラム連載より

2016年3月2日 – ニューヨーク

僕の人生では、シンプルなジェスチャーが深い意味を持つことが多いんだ。だから、Your Favorite Enemiesのベーシストであり、弟のような存在であるベンが、表紙にアーネスト・ヘミングウェイの言葉が刻まれたノートを僕にくれたとき、それがベンにとって特別な行いなんだって分かってた。僕がヘミングウェイのファンだってだけでなく、そこに刻まれた言葉にも意味があったんだ。自分が体験する様々な冒険に多くの人を招いて、最大限に楽しんでもらおうと努力する割には、僕自身がそうすることは稀だってのを、ベンは知っているからね。このノートに刻まれた言葉について想いを馳せながら、BEEASTマガジンでの初めてのコラムを書いてる。そして、僕が書く言葉をみんながどう受け取るかってよりも、自分が感じたままに書こうって思ってるよ。

最近はずっとスタジオに入って作業してるんだけど、先日ライブのためにニューヨークに行ったんだ…ニューヨークへ発つ数時間前、太陽が顔を出そうとしている薄暗い夜明けに、僕はこの言葉について何度も何度も考えていた:

“人生について言葉を綴るなら
まず生きなければならない”
– アーネスト・ヘミングウェイ

憎しみ&爆弾に対する答えが愛であるなら…

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ベルギー連続テロへの言葉

兄弟、姉妹、友人、隣人と愛する人たちへ向けたメッセージ

今朝、もっとも暴力的なアラームによって目が覚めた;無感覚状態

かつての敵がお気に入りの武器を持って、僕を襲ってきた;無力感、理解不能、怒り。まるで、この瞬間だけ全てがモノクロかのような暗さ。一瞬のうちに込み上げる感情を自制し、自分自身に問いかけた。「僕らの住む世界は永久にこんな状態ってわけか?」- 恐怖。

僕は、行方が分からないベルギーの兄弟、姉妹、友人や愛する人たちのことを、すごく心配してる。僕の心は、悲しみに打ちひしがれる人たちと一緒に哀れみ深く膝まづいている。そして残酷にも、彼ら自身の名のもと、多くの人の命を奪ったモンスターたちが同じ痛みを味わえば良いと、怒りに満ちている人たちをオープンに招待したい。

だから言葉を書こうと思ったんだ。でも、何を書けば良いんだ?何を共有すればいい?テロ、それが人生をぶち壊したように、テロ(恐怖)は、こういう同情心のある言葉を余分な空っぽの貝殻へと腐敗させてしまった。その中から響くのは、混乱の荒野の中で囁く自分の声。僕は言葉以外に何を与えられる?毎回、毎回、同じ質問をしているんだ:「自分に何ができる?」”もしも、何かすべきことがあるのなら”ってね。

今日の悲劇は、共感の言葉を使い古された追悼の言葉に変えてしまった。それは完璧に着飾り、他のどんな酷い機会にもきちんと沿うんだ。嘆きの沈黙を、疑わしい自己保存のための隠れ家へと変えてしまった。より良い明日への希望を否定する自分を隠すためのね。魂のない言葉は、ただの心ない音だ。僕はずっと昔に学んだんだよ。本当の心は、その独特な本質をごまかせないってね。たとえ僕の言葉に、僕自身が動揺し、どれだけ自分の無力さを感じ、果敢に戦うのにどれだけ疲れ果ててしまっていても、やっぱり放棄することはできないんだ。黙って何事もなかったかのように平然と過ごしたり、違う方向を見つめることはできないんだよ。

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