どこへも続かない道、一歩ずつ

午後3時〜4時くらいになると、僕の血圧は一気に下がる。僕のエネルギーレベルが徐々に規則的になるまで、数時間の戦いなんだ。何をしていようとも、その事実を受け入れないといけないから、負け試合をするんじゃなくて、教会スタジオの中を20〜30分くらい歩くんだ…そうさ、その通り。厳しい回復の運動療法を実施できるだけ大きな場所なんだ…仲間が僕のためにセットアップしてくれたんだよ。僕個人の屋内“陸上競技”だよ。一番面白いのは、もう既に面白いのに、僕が”どこへも行かない旅仲間”と呼ぶ人たちも一緒に歩くってこと。どんな光景かって、3、4人、または5人の人たちが、ミーティングをしながら、30分くらいその場をグルグルと歩いてるんだ。数えきれないほどの教会歩数ツアーって感じ。連邦刑務所内で動き続けようとしてる受刑者みたいに見えるだろうね。もし、正常な人が(僕の仲間でまだそんな人が残っているなら)何も知らずにその状況を見たら、精神科で診てもらった方がいいって思うだろう。もしくは、僕らに混ざるかもね…!次回は、Talking Headsの「Road to Nowhere」をかけて、僕の回復アンソロジーに適切なサウンドトラックを与えないと…!

僕らが歩いているのを見て、普段笑っているBenは、たいていトリュフ・チョコレートを食べているか、コーヒーを飲みながら、”ほらほら、みんな頑張って!あと95周したら、Alexは今日の目標の歩数カウントの半分に到達するぜ!スタジオで待ってるからな!”ってなことを叫んでいるよ。だから、この日、Benも一緒に歩くのに加わったのは驚いた…でもほらね、遅かれ早かれ、みんな僕に混ざるのさ…!