勝負の本質…

今日のプランはシンプルだった:ダイブ、ダイブ、ダイブ、もっと深く、深く、深く。そして、オーバーダブ(スタジオで各楽器をそれぞれレコーディングすること)。だから、僕にとって、アルバムに入れる曲に浸れる素晴らしい方法だ。その仮タイトルは「Stranger To Us All」で、存在をコントロールすることに人が持つ、捉えどころのない視点を失うというコンセプトを色々と探っているんだ。見逃すことへの恐れ、ハイエネルギーの抵抗、時間と荒廃した現実との狭間で続く葛藤について。この純粋な音楽の瞬間には、何層にも重なった感情があるけども、今、考えてみると、メンタルの病気や、適合したいという望み、普通になりたいという望みとの葛藤…そして、もし無理でも、そうしようとする時間の可能性に対する抵抗に打ち勝つこと。抵抗することには、素晴らしい高揚があるし、手放すことにも力強い進化がある。それは、苦悩や降伏とは何の関係もないんだ。その反対に、ありのままの自分でいる自由、コンスタントに自分を再構築していくこと。自分の周りで何が起きていようともね。だって本当の旅は自分の心の中にあるから…そして、もしそれが真実なら、時間の本質に打ち勝つことができるはず。他人が本物だと思うもの、偽物だと思うもの、価値があると思うもの、ないと思うもの、形としてあるもの、ないと思うものを越えることができる…僕らが作った意識または現実の身体的な領域へと、思考を繋がれるのではという恐れを与えている”知覚可能”で”物質的”な鎖でできた構造や制限を越えて夢を見る精神を奪ってしまった”世界”から、僕らの精神の真髄を光り輝かせてくれる。
じゃあ、それをバンドというコンテキストに当てはめたときどうなるか?良い質問だ。短い答えは:「ダイブ、ダイブ、ダイブ、もっと深く、深く、深く」長い答えとしては、まぁ、自分の心の平和が、自分の中で成長し続ける激しいカオスとバランスの取れたハーモニーへと到達したときに、分かるんじゃないかと思う。そうして、きっと、従順さや罪を通して旅をすることが、答えへの始まりになるんじゃないかな…分からないけど。

O sun of real peace! O hastening light!
O free and extatic! O what I here, preparing, warble for!
O the sun of the world will ascend, dazzling, and take his height –
and you too, O my Ideal, will surely ascend!
O so amazing and broad – up there resplendent, darting and burning!
O vision prophetic,stagger’d with weight of light! with pouring glories…

-Walt Whitman
O Sun Of Real Peace – 1871

おぉ、真の平和の太陽よ!おぉ、急ぐ光よ!
おぉ、自由で歓喜に満ちている!おぉ、ここで私が戯れるために準備しているものよ!
おぉ、世界の太陽が昇り、眩いほどに輝き、高みに達し
そして、あなたも、おぉ、私の理想よ、確かに昇るでしょう!
おぉ、驚くべきほどに広大に – そこで華麗に、飛び跳ねて、燃えている!
おぉ、予知的なヴィジョン、光の重さでよろめくでしょう!
降り注がれる栄光と共に…

ウォルト・ホイットマン
O Sun Of Real Peace – 1871